kumagorou1922のブログ

日常の暮らしから拾った喜怒哀楽をつづり、それを人生の糧となるように伝えたい。

まだ、まだ70歳の高齢者だって仕事ができるんだ。

どうして高齢者から仕事を奪ってしまうんだよ。まだ70歳じゃないか。いままでに修得した技術と経験、そして国家資格によって世の中に貢献できるんだよ。

 朝、目が覚めると「今日一日、どうやって過ごそうか」と冷たい布団の中で考えてしまう日々がつづいているよ。どこかへ息抜きに行こうかと予定を立ててはみるんだが、僅かな年金を無駄に使う訳にはいかない。だからだ、趣味の世界に浸っている訳にもいかずに一日、一食の食事を大切に摂取しながらの暮らしには夢も希望もないんだ。そんな生活に追われながら考えることは、少なくても長生きだけはしたくないということなんだ。

 人間の一番大切で有意義なときは、定年後の生活のはずなんだ。若いころはどんなに苦労したって乗り切ることができるだろう。中年になれば子供にも金が掛る。そんな苦しい時期を無事に終えて、やれやれと肩の荷を降ろすのが定年のはずなんだ。でも、現実は違う。少しでも収入を得ようとハローワークへ通っても年齢で落とされてしまう。アルバイトさえ見つからないのだ。経験とか資格なんて何も考慮してくれないのが現在の高齢者雇用の実態なんだ。だからさ、少ない年金で支出を抑えて暮らさなければ仕方がないんだ。

 二か月に一度の年金を二か月に分けて暮らすことがどれほど大変なことか、ついつい翌月分まで使い込んでしまうのが普通のことじゃないのか。

とにかく、高齢者だって仕事ができるんだ。技術的な仕事なら若い連中なんかには負けていないよ。お願いだから高齢という理由だけでふるい落とさないでくれよ。雇用してくれれば、本当に感謝して懸命に働くことは約束するよ。もし、そのときに使い者にならなかったら辞めさせてくれてもいい。だから考えてください。お願いします。