どうして高齢者から仕事を奪ってしまうんだよ。まだ70歳じゃないか。いままでに修得した技術と経験、そして国家資格によって世の中に貢献できるんだよ。

　朝、目が覚めると「今日一日、どうやって過ごそうか」と冷たい布団の中で考えてしまう日々がつづいているよ。どこかへ息抜きに行こうかと予定を立ててはみるんだが、僅かな年金を無駄に使う訳にはいかない。だからだ、趣味の世界に浸っている訳にもいかずに一日、一食の食事を大切に摂取しながらの暮らしには夢も希望もないんだ。そんな生活に追われながら考えることは、少なくても長生きだけはしたくないということなんだ。

　人間の一番大切で有意義なときは、定年後の生活のはずなんだ。若いころはどんなに苦労したって乗り切ることができるだろう。中年になれば子供にも金が掛る。そんな苦しい時期を無事に終えて、やれやれと肩の荷を降ろすのが定年のはずなんだ。でも、現実は違う。少しでも収入を得ようとハローワークへ通っても年齢で落とされてしまう。アルバイトさえ見つからないのだ。経験とか資格なんて何も考慮してくれないのが現在の高齢者雇用の実態なんだ。だからさ、少ない年金で支出を抑えて暮らさなければ仕方がないんだ。

　二か月に一度の年金を二か月に分けて暮らすことがどれほど大変なことか、ついつい翌月分まで使い込んでしまうのが普通のことじゃないのか。

とにかく、高齢者だって仕事ができるんだ。技術的な仕事なら若い連中なんかには負けていないよ。お願いだから高齢という理由だけでふるい落とさないでくれよ。雇用してくれれば、本当に感謝して懸命に働くことは約束するよ。もし、そのときに使い者にならなかったら辞めさせてくれてもいい。だから考えてください。お願いします。

2回目の投稿です。まだブログに慣れていないので大変ですが楽しいですね。私は高齢ですが、学生時代は体育系で活躍しましたよ。特技はみなさんの愚痴話を聞いて一緒に悩むことです。とはいえ、仏様のような寛大な気持ちは持ち備えておりません。

　とはには笑い、泣き、怒って喚くことも珍しくありません。それでも他人の心に寄り添って悩んでおります。そんなことが好きなのですね。それによって自分自身の心身も鍛えられるような錯覚を覚えてしまうのが不可思議でもあります。

　悩みのある方は何なりと話してください。ひょっとしたら的確な解決方法が見出せるかもしれませんよ。お待ちしておりま~す。勿論、無料に決まっているじゃないですか。遠慮なく、いつでも気軽に「弁慶のささやき」を感じ取ってください。

　新しく入会させていただきました金山町の「弁慶」です。私は何ら秘密もなく、個人情報にはこだわりはありません。何なりとお話しをさせていただきますので末長いお付き合いをお願い申し上げます。

　少しだけ自己紹介をさせていただきます。最近まで地元の観光協会で理事として27年間観光ボランティアとしての役職を務めてまいりました。その間、夏場になると夜空を彩る花火大会の大会長として｢小金姫伝説」の語り部として地域を盛り上げてきました。

　そして一昨年の4月、高齢者の仲間入りを機にして、その役職を退きました。それ以後はボランティアの機会も少なくなりましたが、若いころからの夢を実現するべく文学作家として、小説とエッセーの執筆をつづけております。幸いにして受賞作品の数も増加して、昨年は県内の文芸祭で4作品の受賞をいただくことができました。今後は周りのみなさんと仲良くなって会話をし、いつも明るい話題の中で楽しい生活を続けたいと願っております。どうか、よろしくご指導をいただきますように心からお願いをいたします。今日は最初なので堅苦しい文面となってしまいました。次回からは十二分に笑いをふくんだ言葉で語りかけたいと思っております。では、またね。弁慶のささやきです。